Marigold
アーティスト:
収録アルバム:
URL:
https://open.spotify.com/track/5LIkiufHUd4BGolnodfRkn?si=e964952d19724882
◆ 調遷移
※ 解釈は一例です再生ボタンを押すと、楽曲の再生位置に合わせて♪マーカーが動きます。
音は鳴りませんので、お持ちの音源をタイミングを合わせて再生してみてください。
[音声ファイルを選択]から、お手持ちの音声ファイルを読み込んで再生することもできます。
なお、♭・♯ボタンを押すと、調遷移グラフのキーが上下に1つずつ変化します。
読み込んだ音声ファイルの移調には今のところ対応していません(音の高さは変化しません)のでご注意ください。
カラオケや聞々ハヤえもん等のソフトでキーを変更したときに参照してください。
(原曲キー: ♮0.0)
※読み込んだ音源が登録時の音源と異なる場合等、調の表示がずれていることがあります。ご了承の上ご利用ください。
※読み込んだファイルのデータはすべてお手元のブラウザ上で処理され、サーバにアップロードされることはありません。
安心してご利用ください。
※ファイルサイズが大きいと、読み込みに失敗する場合があります。
ファイルを.mp3等の圧縮率の高い形式に変更するか、PCのブラウザ等で再度お試しください。
コメント:
苛烈で鮮烈な嬰ニ短調です。
こんな6調号が聴きたかった……!
ポップンで一番好きな曲がMarigoldですが、DEEMOで一番好きな曲もMarigoldです。マリーゴールド栽培始めようかな。
現代ポップに多いゆらゆら曖昧で中性的な響きも魅力的ですが、生真面目でクラシカルな短調のアプローチをこんなふうにエモカッコよく演出できる曲はまた稀有にして至高ですね。それを真正面からやってのける嬰ニ短調という調性、あまりにも唯一無二で惚れざるを得ません。
間奏の転調、ちっとも近親でない♯♯のあの響きを得るために、前に♯後ろに♯♯♯♯♯を配置してるあたりに強い思想を感じてたまらなく好きです。
この曲も原曲調が最高に調性らしく、他のどの調にも代わりが務まらないんですが、個人的には♭5.0=♭♭♭♭♭の移調も変ロ短調の凄味が出ててイチオシです。
原曲調6調号の宇宙規模の艶やかさと苛烈さの代わりに、こちらは♭♭♭♭♭のごく内向的な悲しみと、それに裏付けられた混じり気なく芯の通った意志の姿をみることができます。
変ロ短調は、素材から溢れ出る暗翳のオーラが強すぎて、♭♭♭♭♭原曲調としては積極的に短調の深淵どまんなかには触れに行かれない雰囲気を感じます。ゆえにこれは、この稀有な曲の移調でこそ出会える貴重な変ロ短調の魅力でしょう。
遍歴:
DEEMOで出会った。